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再生紙は真っ白でなくてもいいんだ!
■ 再生紙の偽装問題
再生紙の偽装問題が数年前に、新聞やテレビで話題になりました。
再生紙(リサイクルペーパー)の100%表示の紙が、
実は100%ではなかった・・・とか、
50%の古紙混入率の表示も正確でなかった・・・などという事件?でした。
当時は、再生紙にあらずば紙でない・・・は、大げさとしても、
用紙の注文でも、100%の表示ですが、
保障していただけますか?というようなメールもよく拝見しました。
当時は、再生紙100%で、白色度が高いほうが良い。
つまり、真っ白のほうが良い・・・というような風潮でした。
現在ではすっかり落ち着いて、
用紙の表示も再生紙の混入割合の表示も見ることも少なくなりました。
↑名刺サイズ、再生紙・ケナフ・バガスなど
■ 白さにこだわると、かえってエコではなくなる???
もともと再生紙ですから、材料はいろいろです。
つまり安定していません。
ですから、ロットごとに用紙の白色度を含む品質に、
ばらつきが出ることは、むしろ至極当然です。
とことが当時は、とにかく白い再生紙が、
求められたように思います。
再生紙の白色度を上げるために、漂白すると、
再生紙の本来目指していた、環境にやさしい
・・・つまりエコそのものが、疑わしくなってきます。
漂白剤のたくさん入った?エコな再生紙・・・が出現するわけです。
どこか原子力発電のコストに近いかもしれません。
原子力発電はコストが安いと言われていましたが、
再利用のコスト、
再処理のコスト、
事故や災害のコストなどをまったく考慮しないで、
コストが安いといっても、説得力がないのかもしれません。
↑a4サイズ:再生紙・ケナフ・バガスなど
東電の電気料金の値上げも、
原子力から天然ガスなどの火力への変更で、
コストがアップしたのではなくて、
電子力発電の事故、危険性の結果としてコストがUPしたのです。
■ 再生紙は真っ白でなくてもいいんだ!
話を再生紙に戻します。
要は、 再生紙にあまり白さを求めないことだと思います。
そして、再生紙(リサイクルペーパー)は一般に、
印字品質が劣ります。
ですから、印字品質をあまりもとめない。
白色度をあまり求めない。
再生紙は、真っ白でなくてもいいんだ!
ちょっと文字がかすれたり、にじんだりしても、
まあ、OK!まあ、我慢します。
・・・という紙の側ではなくて、むしろ人間の側の考え方(捉え方)こそが、
エコに通じるのではないでしょうか??
↑名刺サイズ:間伐材
■ 非木材紙や間伐財にも是非ご注目!
用紙を販売している立場からのお願いは、
木材以外から作られた用紙、
たとえば、ケナフやバガスなどの非木材紙や、
樹木の生長を促すために、細い幹のうちに間引いた、
建築材としては細すぎて使えない小径木の木材から作った
カンバツザイの用紙なども、是非お使いいただきたいと思います。
特に、ケナフやバガスは、
木材由来の紙にはない、圧倒的な?コシ(用紙のハリ)があります。
エコや環境の視点のみではなく、
もっと積極的に、いろんな用紙をお使いいただきたいと思います。
きっと、再生紙も、古紙の混入率と、白色度の呪縛から開放されたとたん、
もっと新しい可能性が開けるのではないか・・・と、
期待しています。
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