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紙の重さ
紙の厚さを、重さ(gやkg)ではなく、実寸(mmやμ)で知りたい。
複合機(コピー機)やプリンターの用紙厚のスペック(重さ表示)から、 実際の紙の厚み(mm、ミクロン)を知る方法
上質紙 45kg ??
256g/m2 ??
g/枚 厚さ ??
紙厚 ミクロン ??
紙 200kg 厚み ??
紙 坪量 ??
■紙の厚さ(厚み) ←こちらもどうぞご覧ください。
■ ごく普通のコピー用紙の厚みは、0.08mm〜0.10mm
たとえば、一番身近な?コピー用紙、
一枚あたりのコピー用紙の厚さ(紙の重さ)を考えることなんて、
ほとんど無いと思います。
コピー用紙の厚みみって、どのくらい・・・
といわれても、よくわかりません。
市販のコピー用紙、
チョット調べて見るとどうやら、一枚、0.08mm〜0.10mmくらいの厚さのようです。
80ミクロン(μ)〜100ミクロン(μ)です。
とすると、普通500枚単位で包装されていますので、
500枚で、4cmから5cmということになります。
■ プリンターや複合機で使える紙の厚さは???
では、今使っているコピー機(複合機)やプリンターで、
薄い紙はどのくらいが限度で、厚い用紙はどのくらいまで、
使えるか調べようと思って、
コピー機(複合機)やプリンターでスペックを見ると、
紙の厚みについて、こんな記載です。
・・・・・・・・・・・・・
用紙紙厚:
給紙トレイ:52〜256g/m2(45〜220?)
手差し給紙:52〜300g/m2(45〜258?)
両面時:52〜169g/m2(45〜145?)
・・・・・・・・・・・・・
コレを見て、すぐ紙の厚みが具体的にイメージできる方は、
問題が無いのですが、多くの方は良くわからないと思います。
たとえば、某複合機のスペック
・・・・・・・・・・・・・
給紙トレイ:52〜256g/m2(45〜220?)
・・・・・・・・・・・・・
の、
52〜256g/m2は、
コピー用紙の紙質の紙(上質紙)を、
紙の1平方メートルの大きさの1枚の重さが52gから256gの紙まで印刷(コピー)出来ますということです。
括弧(カッコ)の中の
45〜220?は、四六判(788mm×1091mm)という紙の大きさ、1000枚の重さで
45〜220?のコピー用紙の紙質の紙(上質紙)を使えますという意味です。
でも、上質紙以外の紙が実際どの程度の厚みの紙までプリントできるかよくわかりませんよね。
モチロン、某複合機で、
メーカー指定のコピー用紙(上質紙)が、
、 その複合機(コピー機、プリンター)で使えることは、
わかりきっているので全然!問題ありません。
■ 本当に知りたいのは、コピー紙以外の紙でどの厚みまで使えるか???
私たちが本当に知りたいのは、
今手元にある上質紙(コピー用紙)以外の紙を、
今ここにあるその複合機(コピー機)やプリンターで、どの程度の厚みまで、印刷できるかです。
今、コピー(印刷)したい用紙が、上質紙なら
・・・・・・・・・・・・・
用紙紙厚:
給紙トレイ:52〜256g/m2(45〜220?)
手差し給紙:52〜300g/m2(45〜258?)
両面時:52〜169g/m2(45〜145?)
・・・・・・・・・・・・・
の、情報は役に立ちます。
■ 紙の種類によって、同じ重さでも厚さが異なる???
でも、今手元にある上質紙以外の用紙を印刷したいと考えるとき、
上のデータはあまり使えません。
なぜなら、紙は種類(紙質)が異なると、
同じ重さでも厚さがまったく異なるのです。
たとえば写真集のような、アート紙やコート紙は上質紙に比べて重いのです。
週刊マンガの紙や和紙は、一般に、上質紙に比べて軽いのです。
ということは、上質紙の紙の重さで、使える紙の厚さを表示されても、
アート紙や和紙では、あまり参考になりません。
そこで、最初に、実際のコピー用紙(上質紙)の場合、
プリンタや複合機でどの厚み(mm)まで、印刷することが出来るかを確認してみます。
上記複合機の場合は、手差しの場合、
手差し給紙:52〜300g/m2(45〜258?) ですので、
上質紙なら、実際の厚さは、
・・・・・・・・・・・・・
手差し給紙:約0.06mm〜約0.35mmということになります。
・・・・・・・・・・・・・
この、某複合機で、手差し給紙の場合は、
約0.06mm〜約0.35mmの紙厚を(上質紙の場合は)使えるということになります。
■ m2のg数を850で割ると上質紙(コピー紙)の
おおよその厚み(mm)がでます。
では、どうしたら簡単に、お手元の複合機やプリンタで、
コピー(印刷)できる厚みを計算できるかというと、
平方メートトルのg数を850で割るとおおよその厚み(mm)がでます。
お手持ちのプリンターや複合機のスペックをご覧になり、
たとえば、
手差し給紙:52〜300g/m2(45〜258?) の場合は、
(上質紙基準で)
手差し給紙で、印刷(コピー)できる、最も薄い紙厚は
52÷850=0.061・・・ですので、約0.06mm(60ミクロン)
印刷(コピー)できる、最も厚い紙厚は
300÷850=0.352・・・ですので、約0.35mm(350ミクロン)
となります。
この数値は、メーカー発表のスペックで、
あくまで上質紙基準ですが、
アート紙などの上質紙よりも重い用紙や、
和紙などの軽い用紙でも、通しやすい(印刷しやすい)紙や、印刷しにくい紙などがあり、
少々異なるとは思いますが、上質紙以外の紙の場合も目安にはなると思います。
・・・・・・・・・
m2のg数を850で割ると上質紙(コピー紙)の
おおよその厚み(mm)がでます。
・・・・・・・・・
坪量(平方メートル:m2)→実際の厚み(厚さ)mm / μ
52g→約0.06mm / 約60μ
64g→約0.08mm / 約80μ
79g→約0.09mm / 約90μ
85g→約0.10mm / 約100μ
105g→約0.12mm / 約120μ
128g→約0.15mm / 約150μ
157g→約0.18mm / 約180μ
186g→約0.22mm / 約220μ
209g→約0.25mm / 約250μ
■ 四六判のkg数を750で割ると上質紙(コピー紙)の
おおよその厚み(mm)がでます。
同様に、
・・・・・・・・・・・・・
給紙トレイ:52〜256g/m2(45〜220?)
・・・・・・・・・・・・・
の(45〜220?) について考えて見ます。
このkg表示は、
45〜220?は、四六判(788mm×1091mm)という紙の大きさ、1000枚の重さです。
この場合は
・・・・・・・・・
四六判のkg数を750で割ると上質紙(コピー紙)の
おおよその厚み(mm)がでます。
・・・・・・・・・
四六判(788mm×1091mm、1000枚の重さ)→実際の厚み(厚さ)mm / μ
45kg→約0.06mm / 約60μ
55kg→約0.07mm / 約70μ
68kg→約0.09mm / 約90μ
73kg→約0.10mm / 約100μ
90kg→約0.12mm / 約120μ
110kg→約0.15mm / 約150μ
135kg→約0.18mm / 約180μ
160kg→約0.21mm / 約210μ
180kg→約0.24mm / 約240μ
この方法で、実際の厚み(mmやミクロン)を考えると、
上質紙以外の紙質の用紙も、複合機やプリンターで、大体どの厚さまで印刷できるか
わかると思います。
ただし、複合機やプリンターにとって、不得意な紙質もあるかもしれません。
無理すると故障やトラブルの原因になる場合もあると思います。
あくまで自己責任でお願いいたします。
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■ 一度コピー用紙の厚さを測ってみませんか?
仕事の中のちょっとした会話で「コピー用紙って厚さどのくらい?」って、
ナカナカ即答できる方って少ないと思います。
もしあなたがコピー機(複合機)の用紙補充担当なら、
補充のついでにコピー用紙の厚みを測ってみてください。
たとえば500枚包みで約4.5cmなら一枚の紙の厚みは約0.09mm。
たとえば、大好きな(大嫌いな?)課長が、
仕事の会話で「0.8mmって実際にどのくらいの厚み?」とみんなに聞いてきたときに、
「大体コピー用紙9枚分の厚みです!」とか・・・。
一瞬にして注目の的???
まあ、そんなドンピシャの設定にはナカナカ遭遇しないと思いますが、
覚えておいて損はないと思います。
何しろ人生の転機は思わぬところから訪れます。
数年後、
思えば私の人生は、コピー用紙の厚さを知ることで変わった!