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紙の厚さ
紙の厚さ(厚み)
■ 紙の厚み、g、kg、μ(ミクロン)、mm・・・・。

■紙の厚さ(厚み)を重さではなく実寸(mmやμ)で知りたい
名刺のサイズ(大きさ・寸法)って、わかりやすいのですが・・・
名刺用紙に限ったことではないのですが、紙(カード紙)の厚み(厚さ)の表示って、
本当に難しいと思います。
上質紙 45kg ??
256g/? 厚さ mm ??
g/? 厚さ ? ??
紙厚 ミクロン ??
紙 200kg 厚み ??
紙 坪量 ??
たとえば皆さんがお使いのプリンターのカタログでも、
使用できる紙の厚さが、110kgまで・・・とか書いてあります。
でも、110kgって、厚さではなく重さです。よくわかりません。
一方で、たとえば、 200g/μ
200μ(ミクロン)って、表示もあります。
0.20mmって表示もあります。
うーん、面倒です。
多分、一番わかりやすいのは、
0.20mmって表示だと思います。
これは一枚の実際の厚みです。
これと同じ1枚の厚みが、
200μ(ミクロン)です。
1000ミクロンが、1mmです。

→厚いけれど比較的軽い和紙:大光ホワイト名刺サイズ
→A4サイズ:大光ホワイト
■ kgって重さじゃないの?厚さなの???
まあ、ここまではわかりいよいのですが、
紙の重さで、厚さを表示することは、案外わかりにくいのです。
でも、そのわかりにくい表示、200kgなどが、
紙の厚みの表示に、実際よく使われています。
この「kg」表示は、紙の1平方メートル(?)の大きさの用紙1000枚の重さです。
この1000枚を連量と呼んでいます。
この重さ、たとえば200kgが厚みの表示として、広く使われています。
つまり、1平方メートル(m2)の大きさの用紙1000枚の重さが200kgの用紙の、
厚さの表示方法として200kgと表示しています。
一方で、200g/m2という表示もよく見かけますが、これは、一枚の重さです。
ですから、用紙の種類(紙質)が同じであれば、200kg(1000枚の重さ)と200g(1枚の重さ)は同じ厚さです。
当然ですが、ご注意いただきたいのは、
たとえば、200g/m2の紙が100g/m2の倍の厚みと、
いうのは、同じ紙質の紙の場合・・・ということです。

→紙の厚みは薄いけど重いトレーシングペーパー
■ 同じ厚みでも、紙の種類(紙質)が違えば、重さが違う。
紙には、同じ大きさでも
紙の種類(紙質)が異なると、かなり重さが異なります。
うーん、面倒です。
逆に言うと、同じ重さでも
紙の種類が異なると、厚さが異なります。
ですから、たとえば、
プリンターなどで、上質紙200g/m2まで
印刷できる・・・などの表示は、
あくまで上質紙の話であって、たとえば
紙質が変わると、当然、話が異なります。
コピー用紙は、厚みのわりに軽い紙が多く、
カラーの写真集などの用紙は、実際の厚みのわりに重い用紙が多いのです。
うーん、面倒です
ですから、以下のようなことが起こります。
紙の厚さが同じでも
アート紙:0.130mm
マット紙:0.190mm
上質紙:0.195mm
などということがよくあります。
写真集などによく使用されるアート紙は、厚みが0.130mm/枚でも、
157kg/m2なのに、上質紙の157kg/m2は、実際の厚みは、
アート紙の厚みの約1.5倍の0.195mm/枚もあるということになります。

→厚すぎて上手く印刷できないかも知れない特厚350
■ ?(米坪量)、四六判、菊判、A判???
うーん、面倒です。
しかもさらに面倒なのは、
重さで紙の厚みを表示する方法は、これだけではありません。
今まで述べてきたのは、
1m2の大きさの用紙の重さを表示する一般的な場合です。これを「坪量」と呼んでいます。
たとえば、100g/m2(または100kg)、一般的には、この表示が多いと思います。
プリンターなどに記載されているのは。この表示方法です。
もうひとつの方法は、
たとえば、、四六判で200kgというような表示です。
これは主に、印刷関連など、紙を取り扱う仕事の方が、多く用います。
多くの場合、菊判、A判、四六判などの、一定のサイズ1000枚(連量)の重さで表示します。
四六判連量(kg) 菊判連量(kg) A判連量(kg) 米坪連量(kg)
135kg 93.5kg 86.5kg 157.05kg
これは同じ紙質であれば、
四六判の135kgと、菊判の93.5kgは、同じ厚さということになります。
■ 名刺用紙の厚さ・厚み
■ 名刺サイズ(大きさ・寸法)一覧
■ μ(ミクロン)、mm表示が一番わかりやすいと思うけど・・・。
うーん、面倒です。
ここまで書いて、紙の厚みの表示は本当に面倒です。
紙を扱う仕事(プロ)の方はともかく、一般的には、
200μ(ミクロン)/枚
0.20mm/枚
など、実際の紙の厚みを表示したほうが、わかりよいし、
誤解が無いと思うのですが、いかがでしょうか??
しかもこの方法、たとえば名刺の場合は、都合のいいことに、
基本的に100枚で1箱なので、
100枚の厚みが、200mmであれば、
1枚の厚さは、200μ(ミクロン)/枚(0.20mm/枚)となりますので、
もっともわかりやすいと思うのですが・・・・。
でもきっと、110kgなどという、面倒な厚さの表示方法が、
プリンターのマニュアルにず~っと、生き続け、
皆さんの頭を悩ませ続けることになるのでしょう。
といいつ紙を扱う業界の方は、
現在の表示方法に、特別不便を感じていないと思います・・・多分。
うーん、面倒です。
何とかして欲しいものです。ほんとに!
・・・とここまで書いてきて、現実にはm2(米坪・坪量)より、四六判の表示が多かったりします。
うーん、難しい!!!!