学生の名刺の作り方
学生の強力アイテム?就活(就職活動)名刺の作り方
就活(就職活動)名刺の作り方:就職担当者の目が輝く??
■就職の氷河期は続く?
高度経済成長期やバブルのころは、就職に苦労する方は少なかったかもしれません。当時の学生の場合、3年次にもう数社の内定を得て、卒業まで遊びほうけていた経験のある方も多いと思います。 ところが、バブル以降、日本の状況は一変しました。数年前のリーマンショックで、超氷河期を経験し、少しは改善したと思ったら、どうして、ナカナカ。私は、もっともっと前の世代ですが、私たちが高校生のころは、大学に進学する人は、3年の冬ころは、必死なって勉強して、就職の方は、早々に就職先が決定し、余裕綽々でした。そして時代は変わり、大学進学の方は、早々に内定を得て余裕綽々の方も多く、一方では、大学生の3年から、必死に就職先を探しているにもかかわらず、大学4年の冬になっても就職先が決まらない方も多い状況です。・・・コレが現代であり、おそらく未来の姿です。きっとこの状況はアベノミクス?の今日でも変わらないと思います。
■むしろ、今後は日本経済の氷河期か?
最近では、シャープやパナソニックをはじめ、大企業でも大変というか、いつの間にか、中国、台湾、韓国をはじめとするアジア諸国も、立派に日本のライバルに成長した・・・というより、日本を追い越す(すでに追い越した?)状況です。この認識が正しいとすると、今まで政治家のおじさん(おばさん?)方が盛んに、日本経済が好転しないと・・・みたいな言い方を本当に信じて、ただ、時間が過ぎていくのは、決して現在、就職活動に必死になっている方には、決して望ましいことではないと思います。
日本経済の情況が好転すれば、就活環境も改善する・・・と淡い期待するのは自由ですが、不況が万一続いた場合のリスク管理がより大切です。より大きな、第2、第3のシャープが、明日、新聞(ネット?)上にデビューするかもしれません。
むしろ、安倍政権になって、仮に少々、円安やインフレ状況になって、多少企業の経営環境が好転したとしても、おそらく経営者は、簡単に採用枠を広げるとは思えません。
■名刺、無駄かも知れないけどあったほうが良い?
よく、就活(就職活動)用の名刺は、必要だとか、そんなものはいらないとか、ネット上などで見ることが多いのですが、大切なことは、そんなことではありません。ポイントは、あなたの就職活動が、上手くいけばいいだけのことです。最悪なのは、面接でも、先輩に会ったときでも、親戚のおじさんに会ったときでも、アッここで名刺があったらなぁという後悔する状況だけは避けたほうがいいと言うことです。・・・ということは、無駄かも知れないけど、作っておいたほうが良い・・・名刺の作り方を知っていたほうが良い・・・ということだと思います。
大切なことは、出来るだけご自分の就職活動の環境を、自分なりに良い方向に持っていけるか・・・だろうと思います。 不要になったら(就職が決まったら)捨ててもいいのです。でも、「しまった!名刺が無い!」という場面には遭遇しないようにしたいものです。
■確信を持って使える名刺を作ろう。
ネットをはじめとして、就活名刺の必要論、不要論、作り方のコツなんて、たくさんUPされています。しっかり研究していただきたいと思います。当店は名刺用紙販売がメインですので、名刺の作り方、名刺作成の方法、デザイン、サンプル、自作そのものについてちょっと書きたいと思います。過去に、就職活動用の名刺に限らず、名刺を作ったことの経験がある方は多いと思います。でも、ナンカ、イマイチとあまり積極的に使う気にならなかった方も多いと思います。これは名刺を自分で作っても、プロの名刺屋さんに頼んで印刷してもらっても、良くあることなのです。
これは、就活名刺に限りません。どうせ、名刺を作るならご自分で納得、気に入った名刺を作るにはどうしたらいいか・・・というお話です。就活の方はモチロン、どうせ名刺を作ろうとお考えなら、納得の名刺をできるだけ安く作りたいものです。
■就活名刺(学生名刺)名刺見本例
■就活名刺(学生名刺)名刺作成におすすめのスタンダードな用紙
A4サイズ:ホワイト24
名刺サイズ:ホワイト24
■名刺デザイン(レイアウト)の書体と大きさ(書体は簡略表示)
■使用書体(フォント):明朝(太)系・ゴシック(太・中・細)系
■文字の大きさ(pt:ポイント)
■東京健康:11.5pt
■体育学部・・・:7pt
■肩書・・・:7pt
■吉岡・・・:17pt
■住所・・・:7pt
■TEL:8pt
■文字間の調整なども工夫しましょう。
書体によっては同じ大きさ(pt)でも、大きさが異なって見える場合があります。
■次の就活名刺(学生名刺)名刺サンプルを見る。リンク先ページの最後の部分に就活名刺サンプルがあります。→就活名刺(学生名刺)名刺サンプル
■壁新聞ではなくて、壁名刺は、いかがでしょうか?
どんな名刺がいいかなんて実は良くわからないのです。人それぞれで皆名刺への期待、役目、目的が異なるからです。でも、作るときは必死ですので、結構がんばって、原稿(テキスト)やレイアウト、文字の書体、太さ、大きさ、印刷色、用紙などいろいろ考えるのです。 でも、ナカナカできばえに満足できなかったりします。大切なのは、とにかく作って見るということなのです。しかもそれは正式版ではなくていいのです。暫定版として。正式版だと思うと、最初は力が入りすぎたりします。とにかくまあこんなもんかなあぁという感じで、とりあえず作成します。 とにかく作って見ましょう。少ない枚数を!
とりあえず10枚作りましょう。10枚作って、一枚は壁に貼っておきましょう。一枚はご自分の机の上においときましょう。残りの8枚は外出時に持ち歩きましょう。ポイントは、数日、名刺を眺めることです。壁の名刺、机の上の名刺、駅や公園、大学、企業、外出先での、名刺交換の場をイメージして、のんびり、ゆっくり、しかも鋭く、観察しましょう。しかも第3者の目で。
不思議なもので、数日裁つと、結構、第3者の目というか、外部の人間の視点になっている自分に気がついたりします。そうです。いつの間にか岡目八目???今お手元になる名刺の毛点が見えてきます。
■相手の立場で、名刺を吟味?
相手の立場になってお手元の名刺を観察しましょう。あなたの希望する企業の、面接担当者や人事担当者、先輩の立場になって。この名刺を受け取ったらどう感じるかを、イメージしてみましょう。一体、相手は、あなたの名刺に何を期待しているのでしょうか?ビジネスのポイントの一つはスピードです。つまり、たとえば人事担当者が、一枚の名刺にあなたのどんな情報を期待しているのでしょうか?→名刺記載情報の整理。その期待している、必要な情報は、シッカリ整理されて、瞬間で相手の脳に届くように、見やすくレイアウトトされていますか?→名刺のレイアウトの基本。基本レイアウトから、よりあなたにピッタリの名刺を目指して、楽しみながら名刺を作って見ましょう。レイアウトを色々変えながら、→名刺のレイアウトバージョンを見るどうせ、名刺を作ろうとお考えなら、楽しんでレイアウトでも色々工夫してみてください。
文字の大きさ、大きすぎませんか?小さすぎませんか?太すぎませんか・・・・。そして、必要な情報シッカリ整理されていますか?不要な情報多すぎませんか?・・・と、こんなことを数日繰り返すと、名刺の改善点が自然に見えてきます。できればこの作業、2回3回繰り返しましょう。名刺に最適な文字の太さや大きさ・・参考になるかも知れません。
ここまできて、ご自分でそこそこ納得できたら、できれば、信頼できる第3者にちょっと見てもらいましょう。案外、岡目八目、自分で必死になってもまったく気がつかなかった、トンでもない良いアドバイスをいただけるかもしれません。
ここまでくると、きっと気づかれる方も多いと思います。名刺をあなた自身に置き換えて見てください。たとえば面接にしても、ご自分をどう表現するか・・・も、モチロン大切です。でも、ちょっと視点を変えて、面接担当者は、自分をどう見ているのだろうか? もっと言うと、空の上から神様(仏様?)から見ると、自分はどう見えているのだろうか?? 案外、名刺作りが、あなたの就職活動への取り組み方のヒントになるかも知れません。
■一度に大量に作らない。日々改善。
ここまできたら、あとは自信を持って、本格的に作って見ましょう。当店は名刺用紙販売が業ですので、特別紙に、こだわるのですが、用紙だけは良いものをお使いください。用紙ひとつで、名刺の雰囲気、格調、触感がかなり変わります。用紙代なんて、良い用紙を使っても差額は微々たるものです。ごく普通のおすすめの名刺用紙でも、あまり一度に大量に作らないことをおすすめします。結構、良い出来と思っても、実際に使ってみると、瞬間、予想しなかった相手の反応が見えたりします。瞬間の相手の反応に名刺の評価の本質があります。ポイントはその瞬間の反応を見逃さないことです。その瞬間の相手の表情や反応があなたへの評価です。
まだまだ改善の余地があるかもしれません。次は、よりレベルの高い名刺を、さりげなくあなたの個性も・・・いつの間にか、何社目かの面接担当者の目が輝くかもしれません。何事も一歩一歩です。
■あなたは名刺が必要な人ですか???
就活名刺なんていらない、不必要という意見も、よく聞きます。実際そうかも知れません。実際のビジネスでも、名刺無しで、かなりの成績を上げていらっしゃる方も多いと思います。就活なんてしなくても、すぐに内定を何社かもらう方も世の中にはおられます。そんな方は就職活動用の名刺なんて要らないのです。でももし、あなたが、就職活動で苦戦している、または、これから就活スタートする、そして現実の仕事で、ナカナカ苦戦という方は、是非、あなたにピッタリの名刺作成にチャレンジしていただきたいと思います。 世の中いろんな仕事、職種があります。普通?のお仕事の方は、用紙だって、基本のホワイトやクリーム(アイボリー)の用紙でいいと思いますが、世の中は結構広くて、とにかく目立つ用紙、光沢のある用紙、和紙や和紙風の名刺、高級感のある紙など、世の中は私の想像を超えて広いのだと思います。
■用紙の選択に迷ったなら、コレ!
アッと思ったときに、すぐ名刺を作ることはできません。名刺がいらないと思ったときに、名刺をゴミ箱に捨てることはいつでもできます。 たとえ、一枚も使わずに廃棄ということになっても、名刺作成のあなたなりのノウハウは、あなたの脳にシッカリ記憶されます。その記憶はきっとこれからのあなたの仕事や人生にどこかできっと役に立つと思います。意識はしないかも知れませんが・・・・。実際、わかってはいるのです。でも、具体的の行動を移すって結構難しいのです。でも時間は過ぎていきます。若い皆さんと違って私の時間など、皆さんの数倍のスピードで、しかもドンドンン加速して過ぎていきます。とにかく具体的に動こう。とりあえず名刺の用紙くらいは決めてしまおうと思っても、種類が多すぎてよくわからない・・・のが現実でしょう。
そこで、とりあえずこの用紙なら、面接担当者にお出ししても間違いがない。失礼に当たらない。OK!・・・という用紙をご紹介します。私は名刺は文字中心が基本と考えていますので、それを前提にご紹介させていただきます。